【スーパー社員必見!】本当にあった信じられない万引き事件!

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今回はスーパーでおなじみの「万引き」の事件3選を紹介します。

どれも珠玉の名作になっております。

最後までお読みください。

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目次

現在の万引き事情

今は万引きといえば老人が多いのですが、私の店長の頃は不良学生の万引きも多かった。

ある不良高校生の多い地域の店の店長の時です。

奴らは必ず複数人。

3~4人で店に来ます。

夜は私がひとりしかいないことをいいことに、奴らはバラバラに分かれて万引きを始めます。

万引きは現行犯でしか捕まえることができません。

万引きした瞬間を現認しないと立証できないからです。

それを逆手に取った不良学生の卑怯な方法。

あれは悔しかったな~。

それなら、今話題の”万引きGメン”頼んだら?と思いますよね?

あれ、いくらお金要るか知ってます?

6時間で1万5千円が相場です。

スーパーで1万5千円の利益を稼ごうと思ったら、いくら売らないといけないと思います?

粗利益で考えればその3倍の約5万円。

経費、人件費まで考えた純利益ベースで考えたらその20倍の約30万円。

だから、そんな頻繁に”万引きGメン”なんて頼めませんよ。

”万引きGメン”も担当者によっては頻繁に万引きを摘発する人もいれば、1年に2回くらいしか摘発しない盆暮れGメンもいます。

店舗からすれば、ガンガン摘発してくれると嬉しいかというと、そうでもありません。

万引きGメンが摘発すると店長は全て警察に報告します。

すると警察がきます。

そこからが大変なんです。

まずは、万引き犯と警察官の取り調べの立ち合い。

盗まれた商品の明細作成。

これはバックルームのレジで商品を通してレシートを渡します。

実況検分

実際に万引きした場所を店長が指で指して警官が写真を撮ります。

お客さんがいると、これがけっこう恥ずかしい。

私が万引きしたように見えるから。

1個に対して1枚写真を撮るので10個万引きしていると10枚。

本当に疲れます。

調書作成

何を盗られたか

商品はどうするか

告訴するかしないか

複写式の用紙で3~4種類。

全部で10枚程度の書類を作成。

作成するのは警察官だが、店長はそれらすべてに署名捺印。

署名の住所は自宅のものと店舗のものとがあり、番地に関しては登記簿に登録されているとおり一字一句正確に記入する。

捺印はシャチハタ不可。

さらに拇印が必要な時も。

黒いスタンプに指を押しつけて拇印を押していると何か自分が犯罪者のような錯覚に襲われる。

だいたい、1~2時間かかる。

その間、店はほったらかし。

閉店以降も事後処理が続くこともある。

当然仕事は残り、帰りが1~2時間遅くなるというわけ。

目ん玉 くり抜いたろか!!

これはまだ私が店長職ではなく、副店長時代の話です。

その店は繁華街の立地で、新しく建てられた店舗です。

その地域は万引きも多いことが分かっていたので”万引きGメン”も週に3回のペースで入っていました。

新店オープンして1ヶ月ほど経った時です…

万引きGメンから万引きを捕まえたという報告が入ります。

事務室横の小部屋に連れて来られました。

まだ、若い女の子です。

女性のGメン、店長、私、そして女の子。

女性の万引きGメンが名前や年齢、住所などを聞きます。

Gメン「名前は?」

少女「ない」

Gメン「住所は?」

少女「日本」

Gメン「年齢は?」

少女「3歳」

完全に舐めてます。

そして、恐るべき言葉が…

「お前ら警察に言うたら全員 目ん玉くり抜いたるからな!」

店長と私は目がテン…

横では女性Gメンが何もなかったように淡々と調書を書いてます。

少女はさらに言います。

「オレの連れに声かけたらお前らボコボコやからな!」

警察に言うと目ん玉くりぬかれるかも?と思いながらも警察に通報。

すぐに警察が到着。

警察の話ではこの少女は16歳。

高校には通っていない。

シンナーなどでの補導歴多数。

しかし、ええオッサンに向かって16歳の少女が”目ん玉くりぬいたるぞ!”とは恐ろしい世の中です…

吉本新喜劇も顔負け⁉

子供が万引きする。

その連絡を受けた親が慌てて駆けつける。

泣きながら子供を叩く!

子供がそれを見て改心する…

それが当たり前と思うア・ナ・タ

甘すぎます…

これも同じ店での話です。

万引きGメンがひとりの女の子を捕まえてきました。

普通の女の子です。

警察にも通報して、調書も取り、母親が迎えにくるということなので、迎えにきたら連れて帰ってもらうことにしました。

母親が到着。

母「大変申し訳ございません。」

神妙な面持ちです。

お母さんも来たので一緒に連れて帰ってもらいます。

でも、連れて帰る途中の階段で私は聞いてしまったのです…

母(笑いながら)

「なに、捕まってんのや~」

「どんくさいな~」

娘(当然笑いながら)

「ごめ~ん。失敗した~」

母「今度は捕まったらあかんで~」

思わず、「吉本かよ!」と突っ込みました…

ふたりでどんだけ食うねん⁉

最後は老人の万引きの話です。

昔は、前のふたつの話のように若者の万引きが多かったのですが、今は圧倒的に老人の万引きのほうが多いです。

私たちもこんな老人がまさか万引きなんかするはずがないという先入観がありますから、ついつい警戒がおろそかになります。

この店は比較的大きな店で、私たちのスーパーとほかのテナントさんが繋がっていて、青果売り場の横を抜けてテナント売り場を通って外に行ける構造になっている店なんです。

私が売り場を巡回しているとひとりのおばあさんが。

年齢はおそらく80歳は超えていると思います。

買い物カートの上下にカゴを置いて、その両方のカゴには商品が満杯に入っています。

しばらく見ているとおばあさん、青果売り場の横をすり抜けて、そのままテナントゾーンへ。

後を追います。

よく、老人の方はテナントも同じスーパーだと勘違いして、テナントの商品をカゴに入れてレジに来る人もいるからです。

しかし、おばあさんはそのまま店外へ。

そこで声をかけます。

私「お客様、清算がお済みでないものがあると思うのですが?」

婆「は~あ??」

年寄りで注意しなければならないのは、認知症があることです。

私「こちらの商品は清算がお済みですか?」

婆「わからん~⁈」

でもね、ボケたふりをしても何となくわかるんです。

明らかに挙動不審になりますから。

事務所に同行してもらい警察を呼びます。

警察が到着。

いつもどおり名前、年齢、住所を聞いていきます。

年齢は驚きの”86歳”

さらに驚きは万引き点数”52点 金額 1万7千円”なり…

”黒毛和牛うす切り””特上寿司12貫”など高級食品のオンパレード!

”高級食材の玉手箱や~”状態

警察が聞きます。

”何回目や?””捕まったことあるか?”

ばばあ ”初めてです”

ウソつけー!

初めてで52個も万引きするかー!

警察が本部に照会します。

ありました。前科。

さらに身元引き渡しには迎えに来る者が必要なので連絡先を

聞くと、おじいさんとふたり暮らし。

”どんだけ 食うねん!”

”若者でもそんだけ食わんわ!”

2度突っ込んでしまいました…

いかがでしたか?

面白い事件が多いでしょ??

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