スーパー正社員 辞められない! 退職代行はどう使えばいい?

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「スーパーを辞めたい」

その気持ち、痛いほど分かります。

なぜなら、私も40年間ずっとスーパーを辞めたいと考えていたからです。

私は40年前に新卒で東証一部のスーパーに就職しました。

待遇や給料には不満は無かったのですが、「休みが取れない」「クレーム対応が大変」などで、ずっと辞めたいと思っていました。

今のあなたの職場はどうですか?

店長に話をしやすいですか?

今でも信じられないくらい横暴な店長もいますから、そんな店の社員は退職すると伝えることは非常に勇気がいると思います。

また、就職して日が浅い新人さんは、なかなか退職を切り出せないですよね。

そんな方が増えている中、最近増えてきたのが、あなたの代わりに会社へ退社の意向を伝えてくれるサービスを行う「退職代行」という会社です。

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目次

退職代行ってどんなサービスなの?

退職代行というのは2017年頃から始まった、比較的新しいサービスです。

サービスの内容を簡単に説明すると、退職を希望された方から依頼を受けた退職代行の会社が、退職を希望する本人の代わりに勤務先に退職をしたい旨を連絡するというものです。

依頼者と会社の間に入って、必要な連絡事項を双方に伝言するため、退職希望者は基本的に一度も出社することなく、また上司と会話することもなく退職できます。

料金は幅がありますが平均すると「2~5万円」程度が相場になります。

  • 退職代行サービスとは退職希望者の代わりに退職の意向を会社に伝えること
  • 料金の相場は 2~5万円

退職代行ってどんな人が使うの?

いとばん多く使われるのは「就職して期間が短い人」「転職して期間が短い人」が多いです。

どうしても、働いてすぐなので「辞めます」とは言いにくいんでしょうね。

次に多いのが「仕事を辞めさせてもらいない人」です。

「えっ?仕事を辞めさせてもらえないってあるの⁈」

そう思われる方もいるでしょうね。

でも、会社によっては「人員が足りないのがわかるだろ!」とか「人員が補充するまで待ってほしい」と言って、退職をどんどん先延ばしするところもあります。

また、もともとブラックな会社で従業員が「辞めたい」と言えば、すごい剣幕で脅してくる会社もあります。

そういう人が、会社と退職の話をすることに疲れて退職代行サービスを使います。

  • 働いた期間が非常に短い人
  • 退職を会社に先延ばしにされている人
  • 会社がブラックで、辞めるというと脅される人

退職代行の具体的な流れ

STEP
退職代行への相談

相談だけならほとんどの業者が無料です。

相談は電話、メール、LINEですが、LINEでできる業者がおすすめです。

STEP
退職に関する情報の連絡

①氏名、生年月日、住所、電話番号

②雇用形態、勤続年数、契約期間

③会社名、電話番号、所属部署名、誰に連絡するのか

④具体的な退職理由

⑤会社に退職を告げてほしい日時

⑥依頼者が退職を希望する日

⑦有給休暇の使用はどうするか、残日数

⑧退職金や未払金はどうするのか

⑨会社からの連絡拒否の希望

⑩引継ぎ方法や会社からの貸与品の返却

STEP
料金の支払い

現金なのか?クレジットカードは使えるのか?

前払いなのか?後払いは可能なのか?

退職できなかった時の保証はあるのか?

STEP
指定日時に業者から会社へ退職の意向を連絡

業者から会社に伝えるのは次の2点です。

①退職したい日時と退職届を送付したこと

②今後の連絡手段としては全て退職代行業者を通じて行い、依頼者本人には直接の連絡を取らないでほしいこと

STEP
会社へ退職届の送付

退職代行業者から会社への退職意向の通知を行ったことを受けて、依頼者から会社へ退職届を送付します。
その時に会社へ返却する物があれば郵送します。

STEP
会社から退職関連の書類が到着

会社から依頼者あてに退職に関する書類が送られてきます。

これで退職は完了です。

退職代行業者の失敗しない選び方

実際に退職代行を依頼しょうと考えたときに、どの退職代行業者に頼むのが良いのでしょうか?

ネットで調べると色々な退職代行業者があります。

まず大きく分けて退職代行業者は3種類に分かれます。

  • 民間が運営する退職代行
  • 労働組合が運営する退職代行
  • 弁護士が運営する退職代行

それぞれの特長を説明します。

民間が運営する退職代行

民間が運営する退職代行業者は料金は比較的安くなっています。
(1万円~3万円)

ただ、民間の運営する退職代行業者は会社に依頼者の退職の意向を代わりに伝えるだけしかできません。

有給休暇の消化や残業代の未払いなどの交渉はできません。

労働組合が運営する退職代行

労働組合が運営する退職代行業者は民間業者よりも少し金額が高くなります。
(2~3万円)

労働組合が運営する退職代行業者は、依頼者の退職の意向を会社に伝えるだけでなく、有給休暇の取得や残業の未払い賃金などに関して会社と交渉ができます。

ただし、交渉がこじれて訴訟になった場合、法廷で代理人となることはできません。

弁護士が運営する退職代行

弁護士が運営する退職代行業者は金額がいちばん高く設定されています。
(5万円程度)

法律に長けた弁護士が運営するだけあって、すべての交渉を安心して任せることができます。

有給休暇の取得、未払い賃金は当然としてパワハラ等の問題に関しても交渉可能です。

ただし、退職代行の範疇を超えた訴訟問題などは別途料金が必要なので注意が必要です。

ブラックな会社、問題の多い会社、退職でもめそうな会社は弁護士が運営する退職代行業者を選択するのが良いかもしれません。

スクロールできます
民間業者労働組合弁護士
料金1~3万円2~3万円5万円程度
会社に退職を伝える
会社との交渉
(有給休暇の消化、未払い賃金等)
訴訟になった場合別途料金が必要
こんな人におすすめ会社がブラック体質でなく、簡単に辞めることができそうな人有給休暇の消化や未払い賃金の交渉が必要な人会社がブラック体質で退社に際して問題が起こることが想起される人
退職代行業者退職代行ガーディアン【弁護士法人みやび】
  • 辞めることにそれほど支障が無いと思われる方は料金の安い「民間運営の退職代行業者」で問題はありません
  • 有給休暇の消化や未払い賃金の交渉を考えている方は「労働組合運営の退職代行業者」を選びましょう
  • ブラック体質の会社、退職に当たってもめることが予想される方は「弁護士運営の退職代行業者」がおすすめです

まとめ

「辞めるなんて自分で言えないのか」「退職代行を使うなんて社会人失格だよ」

「なんで、会社を辞めるのに金がいるんだ」

色々な意見がありますが、それぞれの会社の状況も違います。

その人、個人の性格も違います。

でも、これだけ「退職代行サービス」が増えてきているのは、それを必要としている人がそれだけ多いということです。

単に会社を辞めるのなら、何も言わずに出社しなければいいのですが、それは非常に危険な行為です。

次の就職に必要な書類が揃わないことも起こり得ますし、会社から損害賠償を請求されることもあるからです。

退職代行を使う方はどちらかというと真面目な方です。

どうしても自分で退職を切り出せないのなら退職代行を使ってみるのもいいでしょう。

いずれも相談は無料ですので、相談だけでもしてみてはいかかでしょうか?

労働組合運営の退職代行はこちら→退職代行ガーディアン

弁護士運営の退職代行はこちら→【弁護士法人みやび】

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