「スーパーの社員って社内結婚が多いっていうけど本当なの⁈」
「スーパーで働いていると異性と出会うことが少ないの?」
「スーパーで働いている人って社内不倫が多いらしいね」
これらは全て本当なのか?興味ありますよね。
これらの疑問にスーパー歴40年の元店長が詳しく解説いたします。
この記事を書いた人
- 東証一部のスーパーに勤めて40年
- 店長歴は12年
- 水産バイヤー歴10年
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まずは、スーパーでの社内結婚の割合はどれくらいなのか知りたいですよね。
まずはスーパーの社内結婚の割合についてお話します。
スーパーでの社内結婚の割合はどれぐらい?
結論から言いますと、「スーパーでの社内結婚は非常に多い」です。
実際に数えたわけではないので正確な数字は分かりませんが、私の肌感覚では「8割近く」は社内結婚だと考えられます。
ちなみに私は社内結婚ではありませんので、非常に珍しがられますね。
それではスーパーでは、どうして「社内結婚」が多いのかを説明します。
社内結婚が多い3つの理由
社内結婚が多いのは下記の3つの理由が挙げられます。
- 会社が社内恋愛に厳しくない
- 一般企業の人と出会いが少ない
- スーパー以外の女性にとってスーパ-勤務の男性は恋愛対象になりにくい
会社が社内恋愛に厳しくない
一般の企業では「社内恋愛は禁止」という会社もあるようですが、スーパーではそんなことはありません。
どりらかというと社内恋愛には寛容です。
付き合っているカップルが昼食時に一緒に並んで弁当を食べているという光景も普通に見られます。
おせっかいなパートさんもいるので、独身の男性社員と女性社員がいると、仲を取り持とうとする人もいるぐらい。
でも、さすがに結婚するとなると一緒の店舗に勤務することはなく、異動のタイミングでどちらかが違う店舗に異動していきます。
一般企業の人と出会いが少ない
まず、スーパーは土日が休みでなく、平日の休みが多いです。
しかもシフト制で休日が一定ではありません。
ですから、一般企業の人とは生活リズムが異なるために、なかなか社外の人との出会いが無いのも事実。
また、勤務時間も「17時退社」ということもなく(スーパーで17時というのは夕方の買い物のピークですから)だいたいが19時以降の退社となります。
ですから、休日に一緒に遊びに行くとか、夜に一緒にご飯を食べに行くとなれば、どうしても同じスーパー同士の組み合わせになってしまうんですね。
スーパー以外の女性にとってスーパ-勤務の男性は恋愛対象になりにくい
ネットで「スーパー 社員」と検索すると、「底辺」、「恥ずかしい」「給料安い」とかネガティブな結果が出てきます。
働いている私はそうは思わないのですが、スーパーで働いているというのは、世間的にはそういう位置づけになってしまうんですね。
ですから、女性からすると一生の伴侶にするにはスーパーの男性は選択肢に入らないということなんでしょう。
逆にスーパーで働いている女性は結婚を機に退職することが多いので、スーパーで働いているということは結婚には大きなマイナスにならないです。
出会いの少なくなったスーパーの男性社員は、必然的に社内で伴侶を見つけようとするために社内結婚が多くなるというわけです。
実際にはスーパーの社員が「底辺」とか「安月給」というのは誤解なんですけどね。
次に社内結婚のメリットとデメリットについて説明します。
スーパー 社員 社内結婚のメリットは?
社内結婚のメリットを一生懸命考えましたが、思い浮かびませんでした。
しいて上げるとすれば、スーパーの仕事に理解を示してもらえるぐらいですね。
- スーパーでの社内結婚のメリットはほとんどない。
次にデメリットについてお話しします。
スーパー 社員 社内結婚のデメリットは?
スーパー 社員 社内結婚のデメリットは下記の3点となります。
- お互いに土日や年末年始、盆、ゴールデンウィークが休めない
- 社内で強制的に買わされる商品をダブルで買わなければならない
- 仕事でウソをついても奥さんにすぐばれる
お互いに土日や年末年始、盆、ゴールデンウィークが休めない
これがいちばんのデメリットですね。
結婚して、子供ができる。当然、子供の学校行事などは週末にあります。
運動会、授業参観など。
無理をすれば休めますが、どうしても休みにくい。
あと、子供がスポーツをして、「スポーツ少年団」(通称:スポ小)に入っていれば輪番制で役員や試合の送り迎えなどが当たります。
「スポ小」の試合は当然ながら土日なんですよね。
週末はまだ休めるとしても、年末年始、盆のピークは二人とも休めない。
どちらかの両親が孫たちを見てくれなければ、やはり厳しいですよね。
社内で強制的に買わされる商品をダブルで買わなければならない
- 恵方巻
- ひなまつりケーキ
- こどもの日ケーキ
- 母の日の花
- 父の日
- お中元
- ボジョレーヌーボー
- クリスマスケーキ
- お歳暮
- おせち料理
思いつくだけでも8種類。
スーパーでは半強制的に商品を買わなければならないことがあります。
その時には夫婦で違う店ならダブルで買わされる可能性。
特に店長なら販売個数のノルマが大幅に未達の場合、複数個の購入もあります。
私も店長の時には年間に30万円くらいは強制的に商品を買わされていました。
すべてをダブルで買うことはありませんが、やはり家計的には大きな痛手となりますよね。
仕事でウソをついても奥さんにすぐばれる
スーパーの仕事を理解してもらえるのはありがたいですが、逆を言えばすべて筒抜け。
例えば、私のスーパーでは20年ほど前に業績が良くて、現金支給の臨時ボーナスが出たんです。
その時の専務が男の気持ちをよくわかる人で、「振込みすると亭主にはボーナスが当たらないから、現金で12万円を渡す」と決めてくれたんです。
私たちは大喜びですが、社内結婚組はうれしさ半分。
だって、奥さんには筒抜けですから。
だから、仕事上でウソをつこうとしてもすぐにバレます。
これは大きなデメリットですね。
最後に社内不倫についてお話しします。
番外編:スーパーは社内不倫が多い⁈
私が店長の時に把握していたのはひと組だけでしたね。
これはスーパーだけではないと思います。
男と女が働いている以上、不倫なんてどこの会社でもあるはずです。
私の感覚ではあまり小さい店では不倫は少ないと思います。
理由は「すぐに店中に広まる」「若い女の子が少ない」「男性社員も少ない」ことですかね?
まとめ
- スーパーでの社内結婚率は約80%近い
- スーパーは社内恋愛に寛容
- スーパー社員は他企業の異性との出会いが少ない
- スーパーの男性社員はスーパー以外の勤務の情勢にとって結婚相手の対象となりにくい
- スーパーの社内結婚のメリットは無い
- スーパーの社内結婚のデメリットは「お互いに土日や年末年始、盆、ゴールデンウィークが休めない」「社内で強制的に買わされる商品をダブルで買わなければならない」「仕事でウソをついても奥さんにすぐばれる」こと
- スーパーでの社内不倫は特別多くはない
最後までお読みいただいてありがとうございました。
スーパーで働いている男性のみなさん、社内結婚にはデメリットしかありません。
結婚相手は他で見つける方が賢明かもしれません。
まずはマッチングアプリを活用してみましょう。
いまや、多くの人がマッチングアプリで結婚する時代です。
マッチングアプリでの結婚率は「22,2%」にもなっています。
スーパーの社員にとって社内結婚のメリットはほとんどありません。
かといって他に出会いを求めるのも難しいです。
マッチングアプリ、結婚相談所、婚活パーティーを活用するのもひとつの方法ですね。
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